749 実家の夕陽ドキュメント私の実家は長崎市赤首町(旧西彼杵郡外海町)にあり、両親が製パン業と民泊、NPO地域活動をしています。まあ、2人とも人生を楽しんでいます。長崎市の上床団地より移住して、24年目。「第二の人生」への仕掛けは早かったです。「60歳を越えると、動けなくなる」との思いからだったそうです。2023年1月2日は外海へ。私の家族4人で新年あいさつに行きました。夕陽を狙い、うまい具合に撮れました。ドキュメント風に書いてみます。03Jan2023物語とは人間考コラム地域資源
702 その人の〝良さ〟を消してはならぬ大人も、若者も、わが子も、その人なりの個性があり、それぞれに良いところ、そうでないところが混在し、加齢に伴っても、変容していく。その人の良いところを消してはならぬ。チームプレーをしていてあらためて思う。高校生記者と豆本づくりをしている。勤務大学で学生と一緒に取材する。仕事仲間と編集方針を考える。私が気をつけている点・過去の引用、例え話はしすぎない・相手の話をしかと聞く・提案しすぎない気をつけてはいる。だが、しかし、私の発言や行動が相手の良さまで消しているときがあるかもしれない。人はやりたいことが1番力を発揮する。何度失敗してもその人の人生の肥やしになる。自ら自戒します。03Oct2022人間考コラム
697 私の兄弟論男3兄弟といえば、かつては、兄貴を見て育った弟たちは皆、同じスポーツをしたものでした。そして、だいたい、弟たちの方が上手い。わが家は野球でした。弟2人は投手経験あり。3人考。優しいがもらく弱い長男やんちゃで交渉上手の二男鋭く統率力勝る三男あくまでも、当家のお話です。29Sep2022子育て、親育て人間考コラム
683 人間観察力広報担当者として、最も大切な「人間観察力」について記述します。人は、どういった家族状況や育ち方、きょうだいがいるいないで、その行動様式が大きく異なります。どの学校に行ったよりも、はるかに、〝家族〟の影響が大きいです。まずはわが身を考えるとよい。私を例に出すと、男3兄弟。皆、野球部で、親は比較的若くして子を授かった団地家族。よい話は横に置いといて、課題を挙げる。長男「絵」は描くが実行力、統率力に欠ける。当然、組織でも浮く存在。二男かつてヤンチャ。長期的な戦略戦術はないが、現場をよく動き回る。親に優しい。三男常にマイペース。上司受けがよい。きっと後輩にも慕われる。結構、頑固かも。地方で働くと、圧倒的に長男シェアが増すことも記述しておく。...20Sep2022人間考広報術情報の大切さ広報とはメディア戦略
604 我が子より学ぶこと特に食文化。九州の麺は「豚骨ラーメン」のみと思われがちだが、実はそうではない。特に若者は何でも食べる。肉から魚へと食性が変わり、いつも同じ店に行く我々中高年世代とは違って、新たな店ができると、喜んで足を運ぶ。スマホでの情報検索能力が秀でているので、よいお店を瞬時に識別する。昨夜もそうだった。小旅行帰りの息子を迎えに行き、「腹が減った」ということで、彼がネットで調べたお店へ。私はピエトロ帰りだったのですが、お付き合いしました。味は当たりでした。カンパチのカラー魚拓が印象的。釣行地は長崎対馬でした。さてさて、美味かった。器もおしゃれ。店名は「歩ごころ」みたい。03Jul2022人間考コラム
518 コラムのススメ思い迷ったり、今の仕事が嫌なとき、自分の思いを、自分が本当にやりたいことを、素直にそのまま紙に書いてみる。私はおススメします。自分自身への定点観測。少し自分を離れて、自分をよく見つめてみる。いわゆる、コラム。ダラダラと長く書かない。短く簡潔に。決められた行数、字数内に収める。今回、山口新聞よりコラム執筆を依頼されました。自分の今の思いを整理するためにも、喜んで引き受けました。今の筆力も取材力もよく分かっていますが、まずは書いてみる。コラムには書き手の生きざまや性格、経歴、幼い頃の家庭環境などがにじみ出る。そこがまたおもしろい。02May2021人間考コラム
465 周防大島の移民史・大島商船・夏の海水浴・ミカン・瀬戸内海航路の要衝こういったことはおぼろげに知っていたが、1番知りたかったのは「移民」のこと。コナコーヒーで有名なハワイ島との人的交流を描写するNHK特番も視聴した。周防大島のハワイ移民史を知ったのは10年くらい前。昨日、現地の「日本ハワイ移民資料館」に初めて足を運んだ。ようやく行く気になった。資料が収集され、初めて知ることばかり。92歳で逝った父方の祖父が船乗りだった。私が幼少の頃から、神戸から移民を乗せた移民船(大型貨客船)の少年船員だったことを何度も聞かされた。船乗りを輩出する長崎県島原半島の最南端、口之津(くちのつ)の出。もう80年も前のこと。初代の「あるぜんちな丸」などに乗ったと話していた。...14Feb2021人間考コラムとっておきの話
447 インタビュー新聞記者、雑誌記者、社内報編集長、豆本編集長として、何千人という人を取材してきた。独りでも前に突き進む力を持つ人にたまに出会う。取材をしていて、眩しい。インタビュー取材で最もうれしい瞬間だ。たいていは事業創業者。売り上げが大きい小さいではなく、その地域で永続してほしい業種。山口県光市の光駅近くにあるにパン屋さん「シェ ラミジョ」。普段はささっと取材する私なのですが、店主さんと2時間ほど話しました。フランス愛にあふれていました。「さらに何かを生みだしたい」と日々奮闘しながらも、「自分はこんなものじゃない」と常に言い聞かせる。言葉の節々にわが仕事への熱量がほとばしる。自分の今の生き方を信じ、技術を磨き上げ、創意工夫を凝らし、原材料に真摯...31Jan2021人間考物語とはリピートするわけとミソ食でまちおこしコラム
369 自分と合わない上司福岡県古賀市で美味いステーキを食べた後、その店の料理長さんとしばし歓談。料理の腕を武器にお店を転々。ラーメン店にもいたことがあるという。「どうしても合わない上司がいてね。お店をやめた」50代の料理長さんは気さくで人間味あふれる方。腕もよい。北九州のご出身。話を聞きながら、私も嫌な上司の顔(当時)が次々に浮かびました。でも、もう、その皆様も六十代、七十代。仕事の最前線にその姿はない。逆にわがこと。若い世代から嫌われる年配に自分がなっているのでは?そんなことを考えた、土曜日の午前。本日午後は初の豆本トークショーです。14Nov2020人間考土曜日コラム
367 広島に住む級友に感謝!「エディオン蔦屋家電で豆本を購入して、週末に山口市のQueen’s curryさんに行ってみました。オムカレーランチを頼んだのですが、すごく美味しかったです。(^^)」09Nov2020人間考感謝とっておきの話
366 人生の先輩11月5日は、山口県周南市のみなみ銀座「ほっこりCAFE &ストレッチ」で、中本信子さんとランチを楽しみました。御年98歳。台湾で生まれ、戦後は長崎市の中島川・眼鏡橋近くで実父が文具店を営んでいたという。山口県徳山市(現周南市)では駅近くの有楽町で夫とともに青果物店を長く経営してきた。駅前再開発事業に伴い、同店は有楽町に移転する。この場所でのランチはこの日が最後で、11月末に営業を再開する予定。中本さんとたまたま会えました。「平さんともいっとき会えないかな」人生の大先輩は大のパチンコ好き。「どれだけお金を使ったか、全部書き留めている。1日に計算したら、安いのよ」信子さんは元気、元気。明るい性格で、今もコソコソ話をすることもあ...06Nov2020新たなまちづくりまちづくりに女性の力を!人間考
354 プロの世界で現役を続ける美しさ10月7日、マツダスタジアム。山口県周南市の知人に誘われ、久しぶりのプロ野球を味わった。うれしかったことがある。試合終盤、かつてのエースが中継ぎで姿を現した。阪神タイガースの能見投手だ。独特のファームから繰り出す、147㌔の外角ストレートには、まだまだ力があった。1イニングなら、いける。懸命に投げる姿を見て、プロ野球とフリーランスの生き様がダブった。腕一本の厳しい世界。その分のやりがいは半端ない。能見投手は、オリックスで活躍した星野投手と同じく、マウンドさばきが美しい。見ていて、胸が高鳴る左腕。調べると、ご出身は「出石そば」の兵庫県豊岡市出石町。私が大好きな町。出石そばを食べに家族と2度行った。スタジアムに行ってよかった。能見投手を...08Oct2020スポーツ考人間考初めてプロジェクトとっておきの話