782 noteコラムnoteに「55歳の私が若者たちに何を伝えられるか」と題する連載コラムを書いています。それは、毎日出会い、私の話を聞いてくれる若者たちに感謝の意味合いもある。わが子(九州男児2人)を含め、若い世代との意思疎通ができない。言葉自体が通じず、もう笑うしかないといった状況にも陥る。自著グルメ豆本に参加してくれる高校生記者との連絡でもおもしろいことがあった。ファクスを知らなかった。しかし、よく考えると、いつの時代もそうかもしれない。私はテレックスを知らない。今もよく分からない。高校生記者や大学生記者をよくよく観察すると、同じ若者と一括りにしても、高校1年生と大学4年生では思考も行動も好きな芸能人も、これまたまったく異なる。「テレビを見ない」...08May2024まちづくりに若い力をコミュニケーションコラムまちおこし、ひとそだて
781 どうする?自分の来た道を若者が目指すとき、どんな助言ができるのか。適切に、早めに現実を知った方がよいと思うと、さらに、答えに窮する。新聞記者を志す若者に出会った。「奇特な方だ」どんな仕事も、大変なのだ。相手を探る洞察力が必要だし、相手を納得させる交渉力も必要になる。もちろん、経験も大切だが、生まれながらのセンスや笑顔もいるから、さらに、やっかいにも感じる。新聞記者には、特ダネを書ける人、連載企画がおもしろい人、まちねたを掘り起こす人、スポーツを追う人、文芸ネタが得意な人など、まあいろいろいる。好き嫌いも、気性や言葉じりも激しい。「新聞社は動物園」とはうまい言い回しだと思う。最近、二十代のとき、取材に打ち込んだ仲間と連絡を取る機会が増えた。50...06Feb2024マスコミとは新聞とっておきの話まちおこし、ひとそだて若者
767 熊本日日新聞「声の欄」マスメディアへの投稿やSNSなど、様々な広報手法があるのですが、元新聞記者の私が初の「新聞寄稿」をしてみました。これもまた初めてプロジェクトです。所属する日本経済大学の仕事で高校訪問(熊本県南部地区)をしているのですが、地域ビジネスに挑む高校生の頑張りに感動して、その時の思いを地元紙「熊本日日新聞(愛称・熊日)」に寄稿しました。私はまずこう動きました。熊日の公式HPでエッセイ募集(400〜600字)を知り、スマートフォンから寄稿。土曜日に出し、次の週の水曜日付「声の欄」に載りました。新聞に載ってからが大事です。担当校の先生にすぐにメール連絡しました。すぐに先生から返信をいただきました。図書館に掲示するという、ありがたい連絡でした。1...12Feb2023まちづくりに若い力をコラムまちおこし、ひとそだて
764 もう1年「山口県酒豆本」(豆本5作目)を発刊して間もなく1年になりました。大学生編集長を務めた畠本拓実氏は萩の「東洋美人」澄川酒造場で蔵人として活躍しています。取材に参加した大学4年生のみんなが、それぞれの社会人生活を踏み出し、1年が過ぎようとしている。実社会に出て、今何を感じているのだろうか。3月末発刊を目指し、福岡県立若松商業高校の3年生19人と一緒に「北九州若松グルメ豆本」(豆本6作目)を制作しています。クラウドファンディングにも取り組んでいて、元記者たちに応援メッセージの寄稿を呼び掛けています。3人からコメントが届きました。これがまたなかなか興味深いです。自分のよさや自分の故郷の強み、また家族のことが近すぎて感情的になりすぎてよく見...29Jan2023豆本シリーズコラムまちおこし、ひとそだて
761 進化する牡蠣小屋本日1月22日、福岡県糸島市の岐志漁港は、牡蠣焼きを楽しむお客様でいっぱいでした。雑誌「九州のムラ」のとき、取材しました。漁村の資源を生かしたまちおこしの成功事例で、焼き殻の肥料化も継続しています。本当に素晴らしいです。お気に入りの「みるくがき 豊久丸」へ。10年ぶりに家族と行きました。私の取材信条なのですが、かつて取材したところをなるだけ再訪しています。22Jan2023交流食でまちおこしコラムまちおこし、ひとそだて地域資源
752 初めてのときの感動を大切にいつの時代も社会を変えるのは若い力です。日本の古代(寿命も短かったですが)も幕末も敗戦後も、歴史的にみても、ひと目で分かります。既存いつも通りのやり方固定概念新たなことが怖いじっとしておきたい経験と過去の成功体験が唯一の頼りとは無縁の世代です。だから新たな動きをできます。大人が予想しない行動を繰り出してきます。自著「豆本」で、高校生や大学生に飲食店の取材を任せているのは食レポがおもしろいから。みずみずしい記事を生みだす。私たち大人より、よい記事を書くのです。ただそれだけシンプルです。3月発刊の「北九州若松グルメ豆本」では、料理写真も生徒撮影分をメインに使います。初めての試みです。学校で豆本を作るのも初。発行人の私こそ、チャレンジしな...06Jan2023まちづくりに若い力を豆本シリーズ食でまちおこしコラムまちおこし、ひとそだて
746 応援メッセージ(1)「平さんの厳しくも鋭いご指摘を大切に日々取材に励んでください」29Dec2022まちづくりに若い力を豆本シリーズ私への言葉食でまちおこし観光振興地域PRとっておきの話まちおこし、ひとそだて若者地域資源ご当地グルメ
744 うれしい一言クラウドファンディングの文章や写真を最終調整しています。SNSでつながる高校生記者にも、今の内容を見てもらいました。今回の「北九州若松グルメ豆本」は、福岡県立若松商業高校の3年19人が課題研究授業として制作しています。3月末発刊予定。そのやりとり。編集長の私)今のクラウドファンディングの文面で思いは伝わるかな?男子生徒)もう少し生徒の写真があったらもっと良くなりそうです!ズバッと指摘してきました。ここが大事。これが豆本の編集なんです。気づいた点を即指摘して共有し改善します。私はすぐに彼が撮った写真を新たに加えました。未来ある若者現役残り20年を切った私高校生プロジェクトは、大人側の見識と度量が常に問われていると感じます。22Dec2022豆本シリーズ写真のチカラまちおこし、ひとそだて若者
723 待てば海路の日和あり昨日は、心からうれしい実食リポートがありました。山口大学の男子学生2人より。そのLINE連絡を下記に転載します。本日、山口大学から徒歩10分ほどの定食屋「一粒」に行って参りました。今後は定食以外のフレンチ、バー、居酒屋などを回れたらと思います。この一報に対し、私は「定食の金額を知りたい」と連絡。すると、●●さんが食べたカツ丼が700円。自分のトンカツ定食は750円でした。との回答あり。よしよし。取材できとる。お店の外観も撮ってる。「山口に住む大学生のためのグルメ豆本」構想は彼ら2人が練ったもの。一歩ずつ進んでいるようです。これからが楽しみです。メディア取材のオファーもあるので、しっかりと生かしたいです。豆本取材プロジェクトには過去、...09Nov2022私への言葉豆本シリーズまちづくりに若い力をとっておきの話まちおこし、ひとそだて
719 まちづくりの阻害要因の一つまちづくりの阻害要因の一つに、飲み会や懇親会がある。九州では、よく飲み方(かた)という。好きな人はよい、なんてことないかもしれない。飲み会はコミュニケーションが目的で、日ごろの業務や活動では話せないことを、うまい料理やお酒の力も借りて、忌憚(きたん)なく語らおうというのが趣旨。近年は一次会のみとの申し合わせもあるが、お酒やたばこが苦手な人は一次会への参加もやっぱりつらい。まちづくりの男性は飲み会好き、話好きが圧倒的に多い。60、70代の企業定年世代もみな元気。事あるごとに「飲もう!」となる。当然、夜も長い。夜がふけると、参加者は男性がそのほとんどを占める。まちづくりの寄稿でも、必ず飲み会の楽しげな写真が加わる。私も含め、どうしても過...03Nov2022新たなまちづくりまちづくりに女性の力を!まちづくりで大切なこと土曜日コラムまちおこし、ひとそだて
710 豆本と私高校生は学校授業と部活に加え、塾、地域活動などが課せられ、各人とも忙しい。受験や就職、運転免許の取得もある。なので、普通は、その地域の経済実態を自ら知り、確認する機会はほとんどない。私は今の高校生よりさらに何も知らなかった。部活と受験のみだった。自著「豆本」をご縁ある各地で進めている。今は北九州市若松区にある福岡県立若松商業高校とタイアップしている。その度に知り合う、その道のプロに意見を賜る。どうやら、豆本は学びの宝庫らしい。私はそこまで意識して取り組んでいないのだが。・自分で考える、社会と関わるプロジェクトを興す、よい経験の機会・地域の元気づくりと人材育成の両立今朝賜ったお言葉。組織を辞め、仕事も家計も、ずっともがき苦しんできた私...16Oct2022豆本シリーズまちづくりに若い力をコラムまちおこし、ひとそだて
692 事業承継(お好み焼き店編)昨日9月24日夜、山口県周南市の有名店「お好み焼き やすきゅう」に久しぶり顔を出した。取材したお店を再び訪ねるのは20代前半、新聞記者時代からのルーティンなのです。この名店は店主さんとのやりとりを楽しみにしているお客様が多い。この日。私がお客様を呼んできたわけではないが、大忙し。父と跡を継ぐ長男、ベテラン配達係さんの3人態勢で大わらわ。そんな中、インタビューを敢行した。「ようやくですよ。客足が戻ってきたのは」とお父さん。コロナ禍の2年間、食べに来られるお客様が激減したと振り返る。「徳山」という街のまちなかにある「やすきゅう」は最近、農村部に定期出店している。まずはその話から。「地域のお客様と触れ合い、いろんな気づきを得ています」「ま...25Sep2022食でまちおこしコラムとっておきの話まちおこし、ひとそだて