447 インタビュー新聞記者、雑誌記者、社内報編集長、豆本編集長として、何千人という人を取材してきた。独りでも前に突き進む力を持つ人にたまに出会う。取材をしていて、眩しい。インタビュー取材で最もうれしい瞬間だ。たいていは事業創業者。売り上げが大きい小さいではなく、その地域で永続してほしい業種。山口県光市の光駅近くにあるにパン屋さん「シェ ラミジョ」。普段はささっと取材する私なのですが、店主さんと2時間ほど話しました。フランス愛にあふれていました。「さらに何かを生みだしたい」と日々奮闘しながらも、「自分はこんなものじゃない」と常に言い聞かせる。言葉の節々にわが仕事への熱量がほとばしる。自分の今の生き方を信じ、技術を磨き上げ、創意工夫を凝らし、原材料に真摯...31Jan2021物語とはリピートするわけとミソ人間考食でまちおこしコラム
446 組織内の不一致会社や役所など組織体での上司部下の関係性の中で、よく出てくるのが過去の事例。自慢話。武勇伝。あるときは社史なのかもしれない。部下は未来を見て、給料も上げたい。その組織にずっといるかも分からない。その一方で、上司は過去の経験則が唯一の判断基準であり、自慢。給料はもう上がらないどころか、下がる一方。でも、会社には居続ける。思いがなかなか一致しない。それどころか、真逆。歳の差もおじいちゃんとお孫さん。どの地域でも、よく聞く言葉がある。「そのアイデアは前にも出たのよ。で、うまくいかなかった」過去にも議論されたが、うまくいかなかった。今やっても厳しい、無理だと先輩は諭す。本当にそうだろうか。ヒトモノもすべて更新され、スマホがこれだけ普及した今...29Jan2021コラム
445 一眼レフカメラを持つと一眼レフカメラを配備すると、SNS情報発信力が増しに増します。撮っていて楽しい。特にお気に入りは35ミリ単焦点レンズ。下手な横好きですが、現場主義の私にとって、撮る写真は生きた証(あかし)でもある。昨日の1枚はこれかな。さあ、本日もまた「山口県パン豆本」の取材ですよ。29Jan2021土曜日コラム
444 素敵な自営業「自営業に年齢は関係ない」と感じる。すべて自己責任の厳しい世界。でも、新たな挑戦の末、とっても素敵な居場所を自らで創られている方もいる。私の周りにも魅力人がいっぱい。そのことを昨日も確認できました。「71歳で喫茶店を始めました」という店主さんに出会いました。まち歩きで気になっていたお店。店名は「珈琲/ueda」。掃除が行き届いた、きれいなお店です。コーヒーも美味しかったです。元は同じ場所で、旦那様=故人=とステーキハウスを営んでいたそうです。記念日に家族でその店に行くのを楽しみにしていた市民も多かったようです。私が長崎市出身というと、「今朝のNHK BSで見ました。シュガーロードの内容。長崎市は行きたい街の一つです」。お客様への言葉...29Jan2021土曜日コラム
443 息子の誕生日ケーキ白髪、毛量、筋肉量、初老の表情と自らの衰えを確実に感じつつある中、〝わが子〟の誕生日はうれしいばかり。単身赴任の身だけに、美味いケーキ会に同席ないが、写真だけでも相当うれしい。私が福岡で一番好きなパン屋「サイラー」さんのケーキらしい。見るからに美味そうだ。もちろん、私は写真で見るだけだ。毎年そうなのだ。29Jan2021コラム
442 2/12トークショー人前で思いを語るのは楽しい。受け取り手がどう思うかは別にして、「山口県パン豆本」など自分が取り組む活動を世に伝えたいとの思いがあります。毎日「初めてプロジェクト」を実践する私にとって、人前で話す機会は、わが人生で最も大切な交流の場でもあります。またまた、よい機会を得ました。28Jan2021女性の視点初めてプロジェクト
441 お願いだけする人現場に来ない。けど、お願いのときだけ回ってくる人がいる。お願い人さん。だからこそ、大切なのは日ごろの訪問や、行かなくても、電話での近況報告などが大事。大事かとよ。私も自分の仕事の進め方を点検します。短いコラム、気づきでした。28Jan2021コラム
440 どこの市議会でもよく話題に全国各地の市議会でよく話題になり、解決しないことがあります。それは、「市職員が自分の市に住んでいない」問題。これよく考えると、根深い問題。ふるさとの長崎市でも定期的に市議会一般質問の〝ネタ〟になります。わかりやすくいえば、お隣りの町(市)に税金を納めている人。声高に発言する市議もいらっしゃいます。まあ、理由は実にさまざま。・もともと隣り町の出身で長男・妻の出身が隣り町・一戸建て購入が市よりも町が安い・子育てしやすい環境・より静かに暮らしたい・税金が安い・その町によい公立高校がある市議会でも毎回、結論なき、強制力なき、感情的な議論に陥ります。昭和、平成に続く「令和の大合併」はまだまだ聞かぬ。コロナ禍も続く。一ついえることは、どこの市で...28Jan2021コラム
439 ああ「ゆうこう」よ長崎市の希少果樹「ゆうこう」の利活用に取り組んでいるのが私の父母。同市の数カ所でしか確認されていません。「温州みかん」のように商業栽培されているわけではなく、もともと、庭木。なんと、私がいた五島列島上五島でも確認され、長崎本土から五島に移り住んだキリシタンが持ち込んだのでは、とみられています。1999年、長崎県西彼杵郡外海町(その後、合併して長崎市)に移住した父母は「ゆうこう」にひかれ、収穫を代行してあげたり、パンやシフォンケーキ、ビスケットに入れて利用しています。庭に植えた分も大きくなりました。27Jan2021初めてプロジェクト食でまちおこし地域資源
438 街と駅との連携会議(中)本日1月27日午前、月2回の「街と駅との連携会議」(通称マチエキ会議)が開催されています。本日は情報共有に加えて、「この街の未来」についても意見を出し合っています。問「まちなかの公園をどう使う?」キッチンカーによるランチや市民憩いの機能充実を求める声が多いですね。皆の意見が参考になります。次の問いはなんだろ?さあ、今日も有意義に!27Jan2021まちづくりで大切なこと
437 中華食堂が好きとよ大学時代、海外旅行に行ったとき、その土地のチャイニーズレストランに必ず行っていました。美味いし、安くてお腹いっぱいになれるのが魅力でした。メニュー表を見て、だいたいどんなものか想像できるのもありがたかったです。西ヨーロッパでもハワイでもニュージーランドでもチャイニーズレストランに行った。どの街かは忘れましたが、タイ米のチャーハンがパサパサで美味かった。単身赴任続きの私にとって、街の中華食堂はなくてはならない存在です。不思議と、どの街に行っても、美味いお店に出合う。山口県周南市でも通うお店が数軒あります。職場の徳山商工会議所に最も近い「中華料理 りゅうたん」は焼飯(600円)が美味い。赴任当初、会議所の若手職員に紹介してもらいました。...26Jan2021食でまちおこしご当地グルメ
436 昔はよかった。なら、未来をもっと良くしよう加齢とともに、心身の衰えとともに、どうしても使いたくなる言い回しがある。「昔はよかった」「昔、この街はすごかった」今からを生きる若者たちにとっては、未来づくりが大事。歴史を、史実をより正確に伝えることは本当に大切なこと。いつの時代も、若者が欲しているのは今後の楽しいこと。ワクワクドキドキ。常にこれからの楽しいこと。次号「山口県パン豆本」には、プロではない市民約20人が取材、制作にかかわります。このうち、半数は大学生や高校生です。彼ら彼女らが書いた取材記事や撮った写真には署名が載ります。未成年なので、ペンネームの人もいます。本物の雑誌ー手のひらサイズの豆本ですがーに自分の名前が載る。書店の店頭に並ぶ。われわれ大人が、感動体験の素晴らし...25Jan2021子育て、親育てまちづくりに若い力をまちおこし、ひとそだて