446 組織内の不一致

会社や役所など組織体での上司部下の関係性の中で、よく出てくるのが過去の事例。自慢話。武勇伝。あるときは社史なのかもしれない。

部下は未来を見て、給料も上げたい。その組織にずっといるかも分からない。
その一方で、
上司は過去の経験則が唯一の判断基準であり、自慢。給料はもう上がらないどころか、下がる一方。でも、会社には居続ける。

思いがなかなか一致しない。
それどころか、真逆。
歳の差もおじいちゃんとお孫さん。

どの地域でも、よく聞く言葉がある。
「そのアイデアは前にも出たのよ。で、うまくいかなかった」
過去にも議論されたが、うまくいかなかった。今やっても厳しい、無理だと先輩は諭す。

本当にそうだろうか。

ヒトモノもすべて更新され、スマホがこれだけ普及した今の世だからこそ、ヒットする、ウケる可能性もあると感じる。

あなた方だから、できなかったのでは?

恐ろしい問いでもある。

私自身は51歳のフリーランス生活。直接の部下はいない。

側で見ていて、もう、全ての業界で世代交代が必要だと痛感する。

実は、社業や役所活性化、職種によっては、ときに、定年退職を早める方が良いのかもしれない。

過去の素晴らしい経験があれば、先輩たちは独立してもやっていけるはず。

ですよね。

上司には2種類いる。
①部下の活躍を手放しで褒め、応援する。さらなる助言も行う。後方支援に徹する
②部下の活躍が原則おもしろくない。嫉妬してしまう。部下が活躍したとき、「実は俺が指導した、助言した」とあえていう人。話が長い

春間近。
新社会人の皆様には入社、入庁、拝命前にぜひ知っておいてほしい。