657 50代グルメ編集長の限界53歳。数えで54歳。食性の変化に加えて、歯が弱っている。自著「豆本」は幅広い年齢層の読者に支持されているようだ。総じて、若い人はやはり、肉。わが子2人もそう。肉料理と聞くと、気分が盛り上がる。しかし、わが身。焼き肉をそこまで欲さなくなった。ロース肉を多量に食べなくなった。サラダにふり注ぐドレッシングも控え目。福岡名物「牧のうどん」も大盛りはきついかもしれない。次の「若松グルメ豆本」には若松商業高生19人が参加する。頼もしい。まさに育ち盛り。今週から飲食店取材がスタートする。本当に頼もしい。よろしくお願いします。31Aug2022豆本シリーズ
656 ヒャクにイチの出会い53歳の私。出会いはまさに本当に「ヒャクにイチ」だなと思う。「100回」の出会いがあるとして、とんでもなく幸運な出会いが「1回」は必ずある。自分が今、組織や個人で仕事をできているのは「100に1」の出会いの賜物。例えば、メディアに取材依頼をするときに、必ず旧友が今も各社で活躍している。取材をしてくれる。私の取り組みを世に広めてくれる。自著「豆本」はこの2年で計5冊を出した。各号の取材で、その後につながる人が必ず現れる。次の号で広告出稿をしてくださる方もいる。若いとき、若手新聞記者のときは、人の出会いの尊さをまるで分からなかった。残る仕事人生が20年を切った今。いろんなことが見えてくる。これから、いまから。今週は北九州の商業高校生と一...30Aug2022豆本シリーズコラム
655 チラシは作って終わりではない。チラシという魔物。皆、作ることに全力を注ぐ。文言やデザイン、キャッチコピー、イラストの有無など楽しく激しく議論を交わす。そして、完成。完成したチラシをどう生かし切るかが重要。発送にはお金もかかる。心が傷む光景が目に浮かぶ。企業や役所の倉庫、物置き部屋には、過去に制作したチラシやパンフレットが段ボールごと置いてあった。配る予定はない。資源を有効活用するSDG s時代なのに、本当にもったいない。企業は売り上げから、役所は税金から制作費を捻出している。28Aug2022豆本シリーズ情報の大切さポスターのチカラとっておきの話
654 読者の評価、市場の反響アマチュアとプロの違いは何だろう。夜中とかに、たまに、考えます。自著「豆本」はオールプロではなく、高校生や大学生が記者を務め、アマチュア写真家が参加してくれています。突出した技術や経験、一発勝負での集中力、安定した仕事ぶりなど、プロとはそういった人たちを指すのだろう。私は「豆本」を50歳のときに創刊し、この2年間で計5冊を発刊しました。27Aug2022豆本シリーズコラムとっておきの話
652 お茶漬けと焼きラーメン長崎人会と称して長崎人と飲んだ。30代、40代、50代2人の計4人。新上五島町、諫早市、長崎市の計4人ね。「ぬんな!(寝るな!)」「うっさしか!(今でいう、うざい)」といった長崎弁がありますよね、などと大いに盛り上がった。宴もたけなわ、食事が最後の締めになった。皆でメニューを見入った。年長3人はお茶漬けを選んだ。30代青年は焼きラーメンを迷わず注文した。この後、離島航路の深夜フェリーで帰った。暮らしの様々な場面で自らの老いを感じるとともに、元気な若手に出会う。よい1日でした。26Aug2022コラム
651 同期入社8月24日夕、帰りの西鉄電車の降り際、プレートを撮ってみた。なぜか、気になった。「川崎重工」だからか。輸送機械製造の名門企業だ。全国の離島航路で活躍する高速船ジェットフォイルもこの会社のもの。24Aug2022コラム
650 「防災士」合格通知53歳の私。この手のトピックスは、いくつになってもうれしいものですね。8月24日、福岡の自宅に合格通知が届きました。「防災士」という新たな資格。自分の名刺にも記載できます。資格はその後、自分自身が生かすかどうかが課題です。まずは福岡県内の災害復旧現場を見学してみたいと考えています。災害は全国各地で続出するので、数年たつと、忘れ去られることが多いです。24Aug2022初めてプロジェクト
649 みんな若かった「みんな若かった」という言い回しを作家のエッセーでも、市民のFacebookでもよく見かける。その意図はなんだろう。20代の人はあまり使わないかもしれないが、60歳以上の人生ベテラン勢がよく使うようだ。いや、20歳前後の人でも自らの中学時代を懐古するときに使うかもしれない。その意図はなんだろう?同級生や職場仲間は老けたが、「私はまだ若く、モテる」という意味なのか。髪や歯、肉体全体で老けてきたことを十分認識する私はあまり使わない。テレビでよくある話。ある母親。「娘と姉妹に間違えられるんです」これもよく聞くフレーズ。意図は?朝読書をしての気づきでした。23Aug2022コラム
648 「防災士」資格試験合格いつどこでどんな自然災害に遭うか誰も分からない。「防災士」の資格取得試験に合格しました。日本経済大学の先生より本日、教えていただきました。本学の「地域防災論」(春学期)を大学生と一緒に受講しました。私自身、新聞記者として災害報道の経験はありますが、大学以外はずっと九州にいるため、「地震」や「津波」に関する知識が弱いことがあらためて分かりました。そして、日本という国家において、自然災害が続出していることを再認識しました。現在、大学で働いています。これから世に出る大学生の皆様にはぜひ「防災士」資格を取得してほしいです。各大学とも資格取得において、学生への支援制度があるはずです。「防災士」は履歴書にも名刺にも記載できる公の資格です。公務員...23Aug2022コラム
647 喫茶ポパイ(下)私が決まって頼むのはインディアンオムライス。絵面があまりにもよいので、創刊号「徳山駅旅グルメ豆本」の裏表紙の真ん中に載せた。写真下手な私だが、スマホで奇跡的にきれいに撮れた。オムライスの手前にカレールーの湖がある。「ウオッ!」ルーが満ち満ちてる。中はチキンライスではなく、カレーピラフなのもよいよい。個性あふれる一品。美味しくて、なぜかなんとも懐かしくて、私は大好きだった。19Aug2022豆本シリーズ
646 喫茶ポパイ(中)「喫茶 ポパイ」(山口県周南市)は昨年、開店75周年を迎えた。父母を継いだ店主さんは私の実母と同い年。「閉店」の報に接し、「ここまでお疲れ様でした。本当にありがとうございました」という気持ちがこみ上げてきた。誌面に載せたのは「ナポリタン」。「生卵入りカレーライス」もあったが、昭和世代が大好きな喫茶店代表食のナポリタンを取り上げた。「私自身、生卵が苦手でして」。記事は当時高校生3年生の酢だこさん、写真は末田明子さんだった。私は周南市に2年半にわたり単身赴任したが、ポパイには取材を含め、10回ほど通った。豆本の高校生記者2人をご案内したこともある。そのうちの1人が「前から入りたかったのですが、店の中が外からまったく見えなくて少し怖くて」...19Aug2022豆本シリーズ