654 読者の評価、市場の反響

アマチュアとプロの違いは何だろう。

夜中とかに、たまに、考えます。

自著「豆本」はオールプロではなく、高校生や大学生が記者を務め、アマチュア写真家が参加してくれています。

突出した技術や経験、一発勝負での集中力、安定した仕事ぶりなど、プロとはそういった人たちを指すのだろう。

私は「豆本」を50歳のときに創刊し、この2年間で計5冊を発刊しました。


■創刊号「徳山駅旅グルメ豆本」
自ら出版社(版元)になって「豆本」を定期発刊し、一つ分かったことがある。

プロはその仕事に対して、市場の評価にさらされるということ。

問答無用の厳しい世界。

「よくやった」よりも、「物足りなさ」を指摘される方が圧倒的に多い。

「豆本」は書店や道の駅での販売が全体の8割を占めます。毎号、読者や書店スタッフに評価されています。

中には、厳しい指摘の声もあります。

そういった声に耳を傾けて、真摯に向かい合い、次にどう生かすか。それを常にできることこそ、本当のプロなのかもしれない。

最近そう感じます。