764 もう1年「山口県酒豆本」(豆本5作目)を発刊して間もなく1年になりました。大学生編集長を務めた畠本拓実氏は萩の「東洋美人」澄川酒造場で蔵人として活躍しています。取材に参加した大学4年生のみんなが、それぞれの社会人生活を踏み出し、1年が過ぎようとしている。実社会に出て、今何を感じているのだろうか。3月末発刊を目指し、福岡県立若松商業高校の3年生19人と一緒に「北九州若松グルメ豆本」(豆本6作目)を制作しています。クラウドファンディングにも取り組んでいて、元記者たちに応援メッセージの寄稿を呼び掛けています。3人からコメントが届きました。これがまたなかなか興味深いです。自分のよさや自分の故郷の強み、また家族のことが近すぎて感情的になりすぎてよく見...29Jan2023豆本シリーズコラムまちおこし、ひとそだて
763 紋切り型の問い大手スーパーストアドラッグストアラーメンカレーカフェパンー等々「激戦地区になぜ出店したのですか?」とレポーターが紋切り型の問いをよく発する。大変でしょうというお顔で。それが実は違う、とみています。ライバルではなく、共存なんです。先駆事業者が一定の〝市場(マーケット)〟を築いたところにあえて同業者が出店する。「あのドラッグストアはA社の近くに必ず出店する」という感じ。人が多い本土の都市部だけでなく、過疎化に悩む離島でさえ見受けられる商習慣なんです。限られたパイを奪い合うではなく、同業者が同地区に連続出店することにより、他の業種の売り上げを吸い取る。私は、そう感じます。24Jan2023コラム
762 応援メッセージ(4)かもめさんいつも応援しています、頑張ってください!!ヒガシさんいろいろ大変な事が多いと思いますが、目標に向かって頑張って下さい。チャレンジ応援しています。澤曉史さん毎回楽しみにしています!「再会を期待します」さん2020年11月、「山口県カレー豆本」(豆本第2弾)片手に首都圏から夫婦で山口県周遊を楽しみました。地元の方とコミュニケーションを取り、穴場を見つけることをモットーとしている私たちにとって、地元の方のお声が凝縮された豆本はまさに旅のバイブルです。素晴らしい取り組みです。是非、発行してください。22Jan2023クラウドファンディング豆本シリーズ
761 進化する牡蠣小屋本日1月22日、福岡県糸島市の岐志漁港は、牡蠣焼きを楽しむお客様でいっぱいでした。雑誌「九州のムラ」のとき、取材しました。漁村の資源を生かしたまちおこしの成功事例で、焼き殻の肥料化も継続しています。本当に素晴らしいです。お気に入りの「みるくがき 豊久丸」へ。10年ぶりに家族と行きました。私の取材信条なのですが、かつて取材したところをなるだけ再訪しています。22Jan2023交流食でまちおこしコラムまちおこし、ひとそだて地域資源
760 初めての人と話す勇気初めての人と話す勇気はありますか。私はそれが仕事です。昨日夕も、所属大学のサッカーグラウンドで部員と話したら、同じ長崎市滑石(なめし)団地出身で、驚きました。その彼の中学校の校長先生は私の恩師(たぐっつぁん)でもありました。さらに驚きました。私が声をかけたからこそ、ご縁がつながりました。意思疎通、コミュニケーション、チームミーティング…。職場や家庭でその大切さが問われて久しい。どうも、世界的にみて、日本人はそこが弱いようです。自分の思いを言葉にできない。相手の質問に応えられない。相手のことを尊重しようと思うのだが。自著「豆本」では、高校生や大学生が記者を務め、この大切なコミュ力を飲食店取材の中で自然と学んでいます。あなたは、初めて会...21Jan2023豆本シリーズコラム
759 流行り言葉高校生や大学生が「豆本」記者を務めていますが、そこにも流行り言葉が見えます。唯一無二食の感動を表すとき、どうしても、この言葉を多投してしまう。一度使うと、キリがない。素人もそうなら、テレビ局もそう。1日の放送でかなり多投している。私は、とても美味しい、でよいと思う。もう一つある。私が生まれた昭和40年代、1960年代は圧倒的にあの言葉。大きな建造物や水族館開館にもよく使っていた。東洋一20Jan2023コラムとっておきの話
758 体力、財力、知力昭和44年5月生まれ。間もなく54歳。還暦まであと6年。「今の自分に何があるだろうか」弛んだ体を鏡で見るにつけ、いつまで元気で働けるのかとも思う。家系的には長寿だが、自分に合致するかは分からない。自分にあるのは、前向き力か。古びた脳を働かせて、美味いものを食べ、初めてプロジェクトを仕掛け続けるしかないかな。駅までの歩きダイエット。ダンディーなサラリーマンにも、カンカンと靴音をたてる女性にも抜かれまくり。自分の道を開拓しよう。18Jan2023コラム
757 美味いお店は誰に聞くか私なら、豆本の取材でご縁ができた飲食店主や料理人にお聞きします。本日、ようやく行けました。夢叶いました。IKEAで有名な福岡県糟屋郡新宮町にある「博多大砲ラーメン新宮店」へ。お客が殺到する昼少し前を狙いました。17Jan2023豆本シリーズ食でまちおこしコラム
756 駐車場あるある?スーパーや銀行の駐車場に自分の車を止めるとき、ドアをコツンとやられるのが嫌なので、車が止まっていない駐車場の端に止めることにしている。リスク回避の意味合いを込めて。しばらくして、車に戻ると、隣に車が必ずいる。「まただ!」「なんでまたここに?」内心思うが、なかなか解決策がない。いったいなんやらか。少し前、参考情報を入手した。車の運転が嫌いな知人に聞くと、駐車場に車を止めるのも当然苦手で、必ず先に止まっている車を見つけて、その車を目印にその横に止めるようにしているという。これが主因なのか。14Jan2023驚きの話コラム
755 応援メッセージ(3)昨年12月26日にスタートしたクラウドファンディングは、もう早いもので、本日1月12日で18日目を迎えました。残る31日。支援総額は127,000円。賛同者の皆様ほんとうにありがとうございます。豆本制作で4回目のクラウドファンディングですが、毎回、支援の輪を広げる難しさをかみしめています。応援メッセージをご紹介します。12Jan2023新たなまちづくり豆本シリーズクラウドファンディング私への言葉
754 北九州若松より「ぎょうざの鉄なべ」「北九州若松グルメ豆本」の書店販売先がまず一つ決まりました。「ぜひ扱わせてほしい」と書店員さんに言葉をかけていただき、ありがたいかぎり。記者の若商生もきっと喜んでくれるはず。さて、取材先で夜飯を食べて帰るのがわが流儀。最後に立ち寄った若松の知人からグルメ情報を得た。「えっ、若松に餃子の鉄なべ?」。初訪店とあいなった。指定されたカウンターに座り、初発の餃子4人前が焼き上がるのを待つ。熱い思いで鉄板を見つめていると、若い職人さんが木のふたを上げ、焼き具合を確認していた。「美味そう」。あっ、撮り逃した。さあ来た。熱々を頬張った。熱くても熱いと言わない。うまか。あん(お肉と野菜)もかわもいずれも美味。食べ応えもあり、再訪を心に決めた。さらに...10Jan2023豆本シリーズ食でまちおこしご当地グルメ
753 やっぱり難しか自著「豆本」の制作で4回目のクラウドファンディングに挑戦しています。2月11日まで。まあ、やっぱり賛同を得るのは難しい。今回、福岡県立若松商業高校(北九州市)の3年生19人が記者を務めます。学校側が主催者で、私はアドバイザーの立ち位置です。まちづくりの世界でも、クラウドファンディングが定着しました。しかし、いざやってみると、これがまた難しいです。賛同金がなかなか集まりません。あらためての実感です。国際支援や災害復旧、夢の実現などの他の取り組みは何百万円もどんどん賛同を得ているだけに、気持ちが本当に焦ります。これまでクラウドファンディングで集めた賛同金の実績を振り返ると、・徳山駅旅グルメ豆本 25万・福岡県古賀市グルメ豆本 35万・山...09Jan2023豆本シリーズ