760 初めての人と話す勇気

初めての人と話す勇気はありますか。

私はそれが仕事です。

昨日夕も、所属大学のサッカーグラウンドで部員と話したら、同じ長崎市滑石(なめし)団地出身で、驚きました。その彼の中学校の校長先生は私の恩師(たぐっつぁん)でもありました。さらに驚きました。私が声をかけたからこそ、ご縁がつながりました。


意思疎通、コミュニケーション、チームミーティング…。職場や家庭でその大切さが問われて久しい。どうも、世界的にみて、日本人はそこが弱いようです。

自分の思いを言葉にできない。
相手の質問に応えられない。
相手のことを尊重しようと思うのだが。

自著「豆本」では、高校生や大学生が記者を務め、この大切なコミュ力を飲食店取材の中で自然と学んでいます。

あなたは、初めて会う街の名店の店長さんに質問をできますか?

美味さの秘訣や売り上げ、創業の経緯、お店をやっている充実感等々。

そりゃ、鍛えられますよ。
取材歴30年の私だって緊張します。

お店の人は料理を作りながらの中での取材対応となる。

要領よく質問しないと、よい返答を得ることができない。ということは、記事を書く材料を得ることができない。

真剣勝負。
こんなに人前で緊張したことはないかも。

うまく取材できず、二度行くこともある。

だから、豆本記者は現場取材を経て、グッと成長する。驚くほど。

LINEでのやり取りでもそれを感じる。

今、楽しみにしていることがある。

現在、進行中のクラウドファンディング(2月11日)で、順次、豆本にかかわったみんなの思いを載せています。
今、若者3人のコメント待ち。
短い文章なのに、しっかりと考えて書いてくれるみたいです。

記事待ち。

いやー、楽しみ。
編集長冥利に尽きます。