582 やをいかん豆本制作で若者の力を生かしたいーと常々思う。でも、若者は壁にぶつかり動きが止まった。私も悩んだ。そのことをその若者の親友に打ち明けたところ、今、2人で飲食店取材に出掛けている。30歳も年上の私が出張ったところで、またいつものことになる。過去の経験則だけが頼り…。「そうじゃなかとさね」。今回、自分の心もそう言っている。若者取材の行き詰まりを打開する一つの手法なのかも。豆本づくりは人育て。やをいかん。18Feb2022豆本シリーズ
581 豆本を通し、人材育成「何行書けばよいですか」「豆本」の飲食店取材に初めて参加した、若き記者たちがよく発する言葉だ。私は必ずこう言う。「よかけん、まずは書いてみて」行数、字数を決めたところで、出てくる原稿は必ずオーバーしてくる。大丈夫、元新聞記者の私は原稿を切るのはお手のもの。記事は生き物。取材して、すぐ書いた方がよい。書けずに記事を寝かしていると、腐る。豆本に初めて参加したときの方がよく書けていることが多い。新鮮な気持ちで、怖いもの知らず。有名賞の選考委員に座る小説家も、最初のころの作品、作風がおもしろかったとはよくいわれること。それと同じか。「山口県カレー豆本」のエグコーさんコラム。初めての作。今読んでも、うまい。その彼も、もう4年か。13Feb2022豆本シリーズ
580 梅ヶ枝餅その土地のことを知るときはその土地の美味いものを食べる。過去の赴任先でもそうだった。そうやって「豆本」も生まれた。私の職場で「大学生広報編集部」が発足した。元新聞記者の私はアドバイザーとしてかかわることになった。しかしですね。私自身、「福岡県太宰府市」のことをまったく知らない。こりゃ、いかん。まずは名産の「梅ヶ枝餅」を食べてみよう。名所旧跡を訪ねながら、ワクワクドキドキのまち歩きを自ら体験しよう。昨日、太宰府天満宮を訪問しました。先々代の宮司様がバラバラだった梅ヶ枝餅の〝規格〟の統一を呼び掛けたそうです。素晴らしいビジネス感覚とまちづくりの先見性に感動しました02Feb2022食でまちおこし現場を知り、次の行動に生かす観光振興まちおこしはその地域への導線が大事ご当地グルメ