683 人間観察力

広報担当者として、最も大切な「人間観察力」について記述します。

人は、どういった家族状況や育ち方、きょうだいがいるいないで、その行動様式が大きく異なります。
どの学校に行ったよりも、はるかに、〝家族〟の影響が大きいです。

まずはわが身を考えるとよい。

私を例に出すと、男3兄弟。
皆、野球部で、親は比較的若くして子を授かった団地家族。
よい話は横に置いといて、課題を挙げる。

長男
「絵」は描くが実行力、統率力に欠ける。当然、組織でも浮く存在。
二男
かつてヤンチャ。長期的な戦略戦術はないが、現場をよく動き回る。親に優しい。
三男
常にマイペース。上司受けがよい。きっと後輩にも慕われる。結構、頑固かも。

地方で働くと、圧倒的に長男シェアが増すことも記述しておく。離島や郡部は特に。
今の世は男の子1人も多い。

企業や役所の広報担当者は多くの部署の人間関係を見聞きする。まずはよく人を見ること。そうすると、思惑や利害、過去のしこりがよーく見えてくる。

組織規模の大小にかかわらず、その人間模様は小説以上のものがある。

人にまつわるネタをほぼすべてを知った上で、マスメディアの取材に臨みたい。