68 離島の釣り大会に参加エントリー213人のすごさ

「私の町にもっと人が来てほしい」と何か活性化策を仕掛けるとき、〝行った先の魅力〟を十分に発信できているか、成否のカギを握ります。
志半ば、短命で終わるイベントは人が集まらない、お金が落ちない。「遠いから人が来てくれない」との声もよく聞きますが、魅力あるお店や地域は人で賑わっているのもまた事実です。
具体事例をお伝えします。
本日開幕した「第2回全日本チヌ釣り大会in上五島」は、長崎県南松浦郡新上五島町(五島列島)を舞台に、全国のチヌ釣り師が優勝賞金51万円を目指します。6月1日(土)までの3日間。

本州の人からしたら、遠く船賃も高い五島列島ですが、今回は213人の参加を見込んでいます。九州の離島でこの参加者数はものすごいことです。昨年参加者数(186人=このうち島内参加42人=)を上回りました。
情報発信は実行委員メンバーがSNSを主体に、お金をかけずに実施しています。
①51万を懸けた一発勝負のトーナメント
②磯釣りの聖地・五島列島
③旅先で味わう美味しいお魚料理

いずれも五島列島らしく、おもしろい、うまい。だから、人が動く。都会では味わえない。「たのしい おいしい うつくしい」を具現化した島おこし企画です。
釣り人というターゲットに対して、適切なやり方で広範囲に情報を発信し、拡散させているからこそ、この集客を実現しています。
全国からチヌ釣り師がこの島に集まり、五島列島の大自然を満喫するー。
大会広報マンとして、集客面に携われて、本当にうれしいかぎりです。

さあ、夢のロクマル60㎝アップが釣れるか。引き続き、実況します。

ブログを読んでくださり、ありがとうございました。