719 まちづくりの阻害要因の一つ

まちづくりの阻害要因の一つに、飲み会や懇親会がある。

九州では、よく飲み方(かた)という。

好きな人はよい、なんてことないかもしれない。

飲み会はコミュニケーションが目的で、日ごろの業務や活動では話せないことを、うまい料理やお酒の力も借りて、忌憚(きたん)なく語らおうというのが趣旨。

近年は一次会のみとの申し合わせもあるが、お酒やたばこが苦手な人は一次会への参加もやっぱりつらい。

まちづくりの男性は飲み会好き、話好きが圧倒的に多い。
60、70代の企業定年世代もみな元気。
事あるごとに「飲もう!」となる。
当然、夜も長い。
夜がふけると、参加者は男性がそのほとんどを占める。

まちづくりの寄稿でも、必ず飲み会の楽しげな写真が加わる。

私も含め、どうしても過去話が好き。
昔のアイドルや母校ネタ。

わが子も苦い顔をする。

では、どうしたらよいかというと、妻や子も参加するランチ会や昼間のバーベキュー(BBQ)だと、若者もすごく参加しやすい。

ご一考を。
■親子で参加する昼間のBBQは若者も実に参加しやすい=写真は熊本県五木村