710 豆本と私

高校生は学校授業と部活に加え、塾、地域活動などが課せられ、各人とも忙しい。

受験や就職、運転免許の取得もある。

なので、普通は、その地域の経済実態を自ら知り、確認する機会はほとんどない。

私は今の高校生よりさらに何も知らなかった。部活と受験のみだった。

自著「豆本」をご縁ある各地で進めている。今は北九州市若松区にある福岡県立若松商業高校とタイアップしている。

その度に知り合う、その道のプロに意見を賜る。

どうやら、豆本は学びの宝庫らしい。私はそこまで意識して取り組んでいないのだが。

・自分で考える、社会と関わるプロジェクトを興す、よい経験の機会
・地域の元気づくりと人材育成の両立

今朝賜ったお言葉。

組織を辞め、仕事も家計も、ずっともがき苦しんできた私。

自分がわが日本社会の中でできる唯一のことが「取材」。それを思う存分に生かせるのが「豆本」のようです。

50代になり、自己能力をようやく発掘できた感じです。

若者との豆本は老後の楽しみでもあります。
■高校生カメラマンが撮影した1枚