「わが社は外部委託してるから」
「社内報はもうやめたよ」
「うちは紙ではなく、PDFやね」
社内報を問うと、まあ、いろんな声が聞こえてきそうです。
昭和の時代、かつて企業には必ずあった社内報も、今は希少種なのかもしれません。
私は父の造船所社内報を見て育ちました。造船ニッポンの絶頂期でした。
令和の社内報担当者様につながるか分かりませんが、私の経験を発信します。
私は食品会社に約4年勤め、社内報を担当しました。実質、1人で作りました。そこで、元新聞記者の力を存分に発揮できたと感じています。
社内報を担当すると、会社の全部署の皆様と仲良くなれます。事務屋であろうが、製造工場を担当する製造部であろうが、ひとの取材で大変お世話になりました。
企業は外向けには費用も投下するのですが、社内向けは軽視しがち。
しかし、本来、社外、社内どちらも大事なんです。
社内報づくりを通して、いろんな人への接し方を学びました。
ヒンカン(品質管理)なんて、当時42歳にして、初めて知りました。
社内報を担当する皆様は徹底して各部署を足で回ってください。職場の本音を聞いてみてください。聞き役です。
そこに、事業活性化のヒントがあるかもしれません。
人への切り込み方は、転職した新たな職場でも生かすことができますよ。
以上
ブログを読んでくださり、本当にありがとうございました。
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