まちづくりで1番大事なことは「人材育成」です。最近つくづくそう感じます。
民間でも、役所でも、NPOなど市民活動でも同じ。人はどうしても自分と気の合うメンバーのみを優遇しがち。
いわゆる「いつものメンバー」。
それでは行き詰まります。
スポーツの世界も同じ。東京五輪もそうでした。キラ星のような新世代の台頭が必要。新たな力が必要です。
私は「豆本」の取材を通して、高校生や大学生とかかわっています。
皆に共通していえるのは「熱い思いはあるのだが、それを初めて会う人になかなか伝えることができない」。
今のままだと、就職試験や大学受験での「面接」で大いに悩むかもしれない。結果を出せないかもしれない。
「取材」は勇気がいります。
初めて会う社長さんに売上や経営上の悩みまで聞いてしまうのですから。
その1人、徳山大学4年の畠本拓実記者が動き出しました。年明け、自ら編集長を務め、「山口県酒豆本」を刊行します。私は編集デスクとして仕えます。
はたもっちゃんコラムもはや8回目。最終9回の〝落とし所〝 が楽しみでならない。
ある人曰く「師匠の仕事は弟子に抜かれること」。
今の日本では逆の事態があちこちで。
本当にその通りだと感じます。
■8月24日付山口新聞「東流西流」より
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