109 大学生による人気店分析

8月28日、徳山商工会議所へのインターンシップ大学生男女2人を受け持ちました。「商品開発やマーケティングの学び」が事務局からのオーダーでした。

そこで、私が考えたのが人気店から学ぶ!
最初、セブンイレブンの商品、売り場マーケティングも考えたのですが、学びの場は毎日、長蛇の列ができる地元のうどん名店「くうかい」にしました。
■2人の分析結果を紙にまとめ、その日のうちにお店に提出しました。社会人生活では、我が思いを形に残すことが大事です

午後2時近く。大学生2人と私は既に昼食後でしたが、さすがにこの時間は店も空いていたので、まずは、うどんを食べてからいろいろと考えようということに。
満場一致でした!

我々は「かけ」「ぶっかけ」「やまかけ」を注文。ここでも好みがもろに出ます。

大学生のお二人はくうかいうどんのうまさに驚きつつ、店主、店員と言葉を交わしました。いきなり取材です。素晴らしい。

事務所に戻り、「くうかい」の人気の秘密についてディスカッションしました。
 
・店の大きさも、値段も、ちょうどよい
・こだわりの製法。手で作る
・店員さん同士が仲が良い
・厨房の中が見える安心感
・シンプルが美味しい
・芸能人のサイン
・店に若い人がいると入りやすい
・香川県産小麦を使用
・次は冷・熱

分析力は鋭いと感心しました。きちんと思いを言葉に変換できています。

私はお2人に対して、
「物事を考えたり、分析するとき、やわらかい思考で柔軟に対応してほしい」とお伝えしました。
具体的には、食品の裏面表示を必ず見るようにともアドバイスしました。

名店「くうかい」に迫った大学生2人。
リピートするかを問うと、
「また、行こうと思う」。2人ともえがおでした。
「たのしい おいしい うつくしいが、人の心を動かす」
この日も、私が掲げる『まちおこし指針』をあらためて実感できました。
大学生の頑張りを読んでくださり、ありがとうございました。