409 常に今が勝負の思い

スポーツや文化活動で
「若いのにすごいね」
「1年生なのにすごいね」
としたり顔の解説者がよく口にします。
現役を退いて、だいぶたった皆様だ。

感動の「箱根駅伝」でもそう。

違う。
違うとさね。

怪我したら終わり…。
秀でた後輩が猛追してくる…。
重圧の下、一度スランプに陥ると、よい記録が全く出なくなる…。

彼らは熾烈な世界で生きている。
想像できないほどの精神戦、情報戦。
彼らは常に今が勝負なんです。

年功序列はない。
過去の記録ではなく、次の試合が大事。
数年後の活動なんて、誰も分からないし、保証もない。

今春、「山口県パン豆本」を新たに創る。
私も背水の陣がずっと続く。
今が勝負の思いで事に当たる。

さあ、2021年。
「桜島」からのスタートです。
九州男児が大好きな場所。


■鹿児島港から見た「桜島」
2021年1月1日17:31撮影