SNSにおける「顔だし」。
その人の判断に委ねられる。自己顕示欲というより、わが仕事のアピールの場でもあるSNS。「SNS顔だし」を分析してみると、その人の性格や思考、今の仕事ぶりまでのぞけて、非常に興味深い。
私のSNSお友達や家族を見てみると、
当のご本人が
①積極的に顔を出す人 40%
②出さない人 50%
③その間ぐらいの人 10%
ーこんな感じに分かれます。
そもそも、プロフィール写真が「顔写真」でない人も多いし、最近はプロ撮影の「うつむき」加減が流行っています。
私は「③」か。
Facebookももう10年たったので、さすがに、わが子から「絶対にSNSに俺の写真を出すなよ!」と指摘されている親御さんも多いはず。
その特徴とは。
①自撮り好き。市長、県議、市議の皆様は顔出しのプロなので、お付きの人がうまく撮ってくれてそう。次の選挙に出る落選者は必ず顔だしアピール。自社商品やサービスを売りたい自営業も多い。料理の達人やピアノ演奏の人など多士済々。まちづくり系は毎晩楽しそうな飲み会。わが子のスポーツネタを詳報するお父さんもいます。高校卒業ぐらいまでですね。
顔出しはやはり、訴求力が抜群です。ついつい見ちゃいます。
ご夫婦で仲良く出演する人は少数ですが、いらっしゃいます。
②は女性に多い。写真の質も上がり、顔写真のアップとか恥ずかしいですよね。絶対に拡大されるし。
③載せたり載せなかったり派。プロ撮影写真や、同窓会や企業主催セミナーなどみんなとの記念写真は載せる人も。私は新聞掲載記事を通して今の自分を見てもらっています。
最後に。
大事件や被害者多数の事故があると、容疑者、被害者のFacebookプロフィール写真がテレビや新聞を飾ります。
あれって、本人やそのご家族から、写真掲載使用の許可は取っているのかな?
■2020年9月17日付朝日新聞やまぐち東部版より
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