152 インバウンド狂想曲

全国各地で「インバウンド」の取り組みが展開されています。国内旅行の伸び悩みと主要観光地の突出した集客力を突きつけられ、インバウンドに飛びつく県や市町村の気持ちはよく分かります。

私は長崎市出身。海外との長い交流の歴史があるところです。市民も外国人の応対に慣れ親しんでいます。

ラグビーワールドカップで日本と死闘を演じた強豪チームのスコットランドがなぜ同市でキャンプをはったか?

それは、長崎市を代表する観光名所の一つ「グラバー園」のグラバーさんはスコットランド・アバディーンの出身。そのご縁からでした。

インバウンドは既に先行している都市が多くあります。後発組は総花的ではなく、その土地の特徴をより生かした戦略・戦術が必要だと思います。

いったいどこの国や地域の人を我が街に招き入れたいのか?
どういった交通導線で?

私のキャッチコピーである「楽しい美味しい美しいが人の心を動かす」は外国人旅行者にも効くはず。日本の美味しいもの、サブカルチャー、美しい風景が大好物。

■福岡市には日々、外国人旅行者が訪れています。ラグビーワールドカップの公式戦も開催され、実績を積み重ねている
インバウンドの先行都市は先の先をいっています。後発組は交通導線の整備充実を含め、相当な知恵絞りと広報力が求められます。

インバウンドを考えてみました。
ブログを読んでくださり、ありがとうございました。