お給料が出た後の楽しみといえば。
最寄り駅前のラーメン店へ足を運ぶ。
焼きめしが美味いのだ。
本日も食べようと思っていた。
券売機に立つと、心が揺れた。
炒め飯か、それとも、豚骨スープか。
3秒ほど迷って、
「半チャーハン」セットのボタンを押し、続けて普通のラーメンを押した。
4分ほどして、まずは半チャーハンが来た。
美味そう。
しかし、半の小盛りは絵にならぬ。
スマホ写真は撮影をやめた。
金属製のスプーンを操り、がっついた。
半チャーハンの食べ終わり際にラーメンがやって来た。
よいタイミング。
■ラーメンは普通が好き
スマホでパチリ。
パチリやバッチリも昭和の言葉か。
さてさて、
うまか。
替え玉もした。
2杯目にはニンニクを投入した。
生ビールはやめた。
帰宅後にすぐ寝てしまうから。
食のルーティンを守り切る人々を尊敬する。朝ラーメンを楽しむ人。カレーを何日も連続で食べることができる人。
自らの流儀に徹する。また、それを支えるご家族もすごいと思う。
外食での急な心変わり。
私は結構、好き。
「転職」の決断に近い感じ。
ただ、そういった適当さ、曖昧さに強いストレスに感じる人も多い。
ごめんなさい。
「何を食べようか」という問いに対し、常に「ラーメン!」と言えなくなりつつある今の自分をあらためて冷静に見つめると、心身ともに老いが進行している現実を突きつけられている。
さあ、バス停へ。
明日はどんな1日に。
ハナキンという言葉を聞かなくなった。
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