昨日7月11日の「山口県ラーメン豆本」プレ取材では、3年付き合う大学生記者の2人と就職内定や残る学生生活の使い方、豆本の編集方針について話し合った。山口県東部地区をレンタカーで回り、美味いパンもラーメン(2店)を一緒に食べた。
『師は力をつけた後進に追い抜かれていくことが本懐』という事実をあらためて突きつけられた。
自分の過去の経験で得た技だけを頼りに取材を行うと、目の前の事象がよく見えない。これはああだと取材に行く前から決めつけてしまう。
いざ記事を書くとき、目をこすっても、眼球が濁り、視界不良という感じ。記事を自分で読んでも、おもしろくない。
「前に行ったことある」
「昔は美味かった」
私の親世代の先輩たちや初老のわれわれ世代はよく昔の食を懐かしむが、飲食店取材は「今」が大事。山口県周南地域でも、コロナ禍で既に店を閉じたところもある。
ありがたいことに、高校生や大学生の豆記者たちはよく質問してくれる。まだそれがあるだけに、現役をはれるかな。
「取材の極意とは?」
あっ、「ラーメンの日」だったんですね。それすら知らなかった。
■噂通り、美味い
■山口県柳井市「のぉくれ」
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