地方が好きで、地方に喜んで住む私。その周りでもたまに「会社が動いてくれない」「役所が何もしてくれない」と愚痴る人がいる。
不思議に思う。
なぜ、自分が動こうとしないのか。
地方の会社や役所の皆様が何でもできるスーパースターであるわけでもないのに。
評論家ではなく、実践者が大事。
ここは一つ、自分が動くしかない。自分に思いはあっても、その才がなければ、やれる同志を募るしかない。
提案あるのみだ。
・具体的にこうしませんか？
・適材の人が今はいないので、できる人を連れてきます。公募も検討します
・予算や効果、期間はこうです
・類似事例
・地域への貢献度
「俺は言ってやった」といい、憤慨するほどなさけないものはない。
現実、言っただけでは、事は何も進まない。
トップの心をつかみ、現場への事前説明もたっぷりといる。
どの世界どの組織も、皆それぞれに思惑や利権の中で動いており、新規の取り組みなんて、そう簡単には実現しない。
提案するしかない。
まさに、パワーゲームである。
■4月発刊の「山口県パン豆本」で取材した「子たぬきのパン」（周南市鹿野）。以前、福岡市内でカレー店を営んでいた。現在は山口県産せときららを使用し、食分野の地産地消の大切さを提案している
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