俺のやり方が正しいのか?
結論、それを測定する方法はない。
しかし、売れたか否かで判断することはできる。
男性も女性も仕事が長くなると、成功も失敗も数多く経験し、大きな成功体験を得るほど、オレ流に陥る。
誰しも自分の仕事のやり方が正しいと思いたい。「絶対正解」と思いたい。
私もそう。
でも、世界市場、IT、給料減少、少子高齢化が複雑に絡み合う今の世は、過去の経験や既存手法が通用しない。
センパイのオレ流仕事に対し、若者たちは極度のストレス状態に陥ってしまう。
制作の現場仕事でよく聞くこと。
「この業界ではこうする」
「あっ、それは素人の考え方で…」
「その考え方では売れない」
私はこの手の人が苦手です。
できれば、一緒に仕事をしたくない(笑)。
最後に、私が実践していることを。
ターゲットとなり得る消費者を推測し、その人たちの声を聞くようにしている。内訳は圧倒的に女性の方が多い。
グルメ豆本シリーズはその考え方で誕生しました。
通常は、売価のついた書籍で高校生や大学生、アマチュア写真家を起用しません。
でもですよ、
素人の方がプロより懸命に粘り強く取材したらどうなる?
日ごろ、自分が通い詰めるお店の料理を地元アマ写真家が撮影したら。何度も撮り直して。
「福岡県古賀市グルメ豆本」
「山口県パン豆本」
「長崎五島列島グルメ豆本」
今取り組む3冊もしかとやります。市井の人の思いを徹底してヒアリングします。購入者がワクワクドキドキする誌面を目指す!
■「山口県カレー豆本」の前文です
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