354 プロの世界で現役を続ける美しさ

10月7日、マツダスタジアム。山口県周南市の知人に誘われ、久しぶりのプロ野球を味わった。

うれしかったことがある。
試合終盤、かつてのエースが中継ぎで姿を現した。

阪神タイガースの能見投手だ。

独特のファームから繰り出す、
147㌔の外角ストレートには、
まだまだ力があった。

1イニングなら、いける。

懸命に投げる姿を見て、
プロ野球とフリーランスの生き様がダブった。腕一本の厳しい世界。
その分のやりがいは半端ない。

能見投手は、オリックスで活躍した星野投手と同じく、マウンドさばきが美しい。

見ていて、胸が高鳴る左腕。

調べると、ご出身は「出石そば」の兵庫県豊岡市出石町。私が大好きな町。出石そばを食べに家族と2度行った。

スタジアムに行ってよかった。
能見投手をはじめ野球選手の躍動する姿に、私自身が元気づけられました。

試合は広島カープの圧勝でした。
■力投する能見投手
■初のマツダスタジアムでした