6月12日朝、徳山港の水産市場に行き、地元水産界の人と話しました。
「地元の人は地元に行かない。地元のことを案外知らない」との言葉が胸に響きました。
まさに、そうだなと。
例示されたのは、人間魚雷「回天」の戦争遺産が残る徳山湾の大津島。そういえば、故郷長崎市でも、地元市民は軍艦島(端島)になかなか行かない。
国内外から人を引き寄せ、万感の思いを抱き帰るのに、地元の人は行こうとしない。「行く必要がない」との声もよく聞きます。
つい先程、別の経済人と再会。まちづくり談義となり、「毎朝10㌔歩いている。だから、街の危険個所に気づく。トップの皆様は自分の足で現場を歩かないと」。
着任3カ月目。あらためて気づかされました。現場で考えることの大切さ。知らず知らずのうちに、早くも、知ったつもりになっている自分がいる。
よその目線を持つものとして、日々の取材の中で感じた思いや気づき、提案をきちんと伝えなければとあらためて感じました。
読んでいただき、ありがとうございます。
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