57 高校生の気づき(前編)

先日、周南オススメワークショップを行った山口県立徳山商工高校1年生80人より感想文が届きました。

同校は例年、約8割が地元周南市に就職します。高校生の県外流失が多い中で、同校の生徒は卒業後もずっとこの地に住む人々でもあります。感想文には、地域の将来を真剣に考えている思いが込められていました。

周南市の中心市街地活性化に取り組む中で、彼らのメッセージは、私の行動指針にもなりそうです。
「みんなと話し合って情報を共有することで、自分の知らない世界が広がることを実感した」

「あまりいいところはないと思っていたけど、よく考えると様々なところがあるとわかった。自分や他人のいいところを見つけ、いい人間関係を築きたい」

「今の世の中では興味ということが大切だとわかった。今の若者の興味や関心を理解している自分たちが率先して行動することが大切だとわかった」

「最初から無理だと言うのではなくて、実現しよう!と言ってくださった時、とてもうれしい気持ちになりました」

「同じものを知っていても、とらえ方が違う。普段考えることのないことを考えてみるのは難しかった」

「自分たちで周南市のことを日本や世界に広げることができる」

「ど田舎と思っていたけど、少し周南市を好きになった」

行動につなげる、との声も多かったです。
ツイッターで調べてみる。
オススメの場所に実際に行ってみる。
地域活性化の仕事に就きたい。
実は、講演日の夕方、皆がオススメしてくれたメロンパンを取材し、Twitter周南TODAYに載せました。それも多くの生徒が見てました。大人の姿をしっかりと見ていますね。