私は地域おこしにかかわるとき、担当する地域の周囲の自治体の地域資源を拝見するようにしています。
お互いの強み、魅力を新たに組み合わせることにより、もう一泊してもらい、何度でも来てもらう「滞在型観光」をより効果的に実行できると考えているからです。
2019年4月、山口県周南市に着任しました。この市のまわりにどんな資源があり、また、地元市民では気づかない資産があるか。今まさに、楽しく味わっています。
山口県の中東部には、山口市や宇部市、下松市、岩国市、周防大島など、そうそうたるマチムラがあります。具体的にみていくと、SLやお茶、果物、離島、航空基地、新幹線製造工場…。いや、驚くほどに資源があり、人を多く集めています。
その一つ、JR西日本が誇る、SLやまぐち号にたまたま遭遇。マイカー移動中にほんと偶然に。ツイてました!
このとき、立派だと思ったのは道の駅長門峡(ちょうもんきょう)での館内アナウンス。たまたまその場に居合わせたのですが、到着時間をコールしてくれました。これで皆様が沿線カメラマンに(笑)。旅人の滞在時間を少しでも長くし、消費額もアップします。
駅の手前で、減速し、汽笛と煙を演出しながら、カメラマンに向かうSLやまぐち号。貴婦人と称されたその車体は美しい。
観光SLが既に定着しても、こういった観光アナウンスを欠かさずにできる点は素晴らしいです。よい取り組みも継続するのが本当に難しいからです。
要望としては、道の駅内に、特設のSLやまぐち号グッズ売り場を設けると、さらにうれしいかも。旅の思い出とお土産は対の関係ですので! 例えば、祖父母世代が鉄道好きの孫に買います。
観光コンベンション協会幹部に聞いたところでは、山口県周南市の売りである工場夜景ツアーも連日、主催の遊漁船は満席状態だとか。こちらも視察しないと。
たのしい おいしい うつくしいが、
ひとのこころを動かす。
皆様の5月連休はどうですか?
ブログを読んでくださり、ありがとうございます。
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