今朝、「山口県酒豆本」のアートディレクターより、LINEにて一報が入った。
「酒」に関する情報を常に集めてくれている。関西の酒販店のTwitterを読み込みなさいとの指示だった。
短い文章の中に現場の気づきがあった
○コロナ禍で日本酒を飲む若者が増えた
○ただシンプルに美味しさを楽しんでいる
◎酒は知識で飲むものではない
はぁー、なるほど。
こりゃ、参考になる。
酒を取材する者が陥りがちな部分を指摘してくれている
・高級食材のアレが合う
・世界に輸出されている
・有名人のあの人が飲んでいる
長い文章を書くほど、原稿料が高くなるフリーの取材者がついつい書きたくなること。
お客様とじかに接する「現場」の声は貴重であり、尊い。
酒豆本の大学生編集長は「日本酒の素晴らしさを同世代の若者に伝えたい」と繰り返し発信している。日本酒の固定概念やそれにまつわる負のイメージを一掃してみたいとも語る。
「日本酒初心者でも思わず読みたくなるような酒豆本にしたい」
・ここで飲めます
・ここで買えます
・この料理がこの酒によく合う
・この酒蔵は見学できます
提案型の誌面。あと、プラスなんだろう。最後の味付けを考えるのも楽しい。
22歳の彼は山口県内の全24酒蔵(組合加盟)をすべて回り、現場で蔵人とじかに言葉を交わして、取材方針を固めてきた。
それはすごいことだし、立派。
ただ、気づかないうちに、少しだけ、酒蔵よりの味の探求者になりすぎてるかも。
大丈夫よ。
軌道修正は可能。誌面デザインはこれから作る。
それよか、まずは先延ばし気味の表紙のキャッチコピーをひねり出そうか。
※締め切りは本日の午後5時まで。
■ずらりと並ぶ山口県の銘酒。取材はよい感じのときほど、書けないもの。そのときは取材先を再訪するとよい。何度も通うのだ。「山口県酒豆本」は若者が作る。これからが本番ですぞ=山口県美祢市「道の駅おふく」
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