572 山口県酒豆本の今

雑誌編集って、刺激的です。
皆様もぜひ参加して欲しい。

まあ、難しかとよ。

編集長を務めると、すぐ分かる。
取材と広告営業と書店販売。
すべてに「経験」が物を言う。
失敗の数だけ、知恵が効く。

徳山大学4年の畠本拓実編集長が「山口県酒豆本」を作っている。

『読者が欲しい情報とは』
常に原点に立ち返ってほしい、と私は伝えている。編集内容は何度も書き直してよい。

「豆本」は手のひらサイズのA6判。
食べ歩き提案本であり、まち歩き促進本。バッグに入る大きさで、思わず行きた
くなる誌面が魅力なのです。

地域経済を回す意味合いもあるので、まちづくり本ともいわれる。豆ですが。

畠本編集長が参加した「山口県パン豆本」もそうやったね。

今回、総監督の私はこう考える。
①このお店で酒と料理を楽しめる
②ここで買える
③取材陣の笑顔
この3点かなと思う。

造り手の思いをどう咀嚼して、紙に載せるかー。ここが編集能力なんです。

とはいえ、
2022年4月の発刊予定。
ここは守らねば。

自分の殻をぶち壊せ!
豆本は自由に創ってよいのだ!

さあ、新年です。


長門やきとりの名店をプレ取材
よい絵が撮れました
山口県長門市の「焼とり こうもり」。撮影は3枚とも地元カメラマンの長州撮さん