472 変容する消費者像

昨日2月23日、山口県と広島市で事業展開する「まちのねむりの相談所フジシン」を訪ね、営業最前線の現況をヒアリングしました。

一度買うと、いっとき使うモノの象徴的な存在である「ふとん」。「器」とよく似ています。丈夫で、なかなか壊れない。

訪問に先立ち、私は「枕」に関するネットアンケートを試みました。

「今の枕に満足していない」
「買い替え時がわからない」

なんと、全体の3割を占めました。

人生の三分の一の時間を使う「睡眠」なのに、案外、無頓着の側面が伺えます。

フジシンでの意見交換は有意義でした。

産業支援の人はよく「ターゲットは誰か」といいますが、これがまた難しい。消費者像がよく見えないんです。

①シルバー
②ファミリー
③夫婦2人
④独身
⑤10代

さらなる少子高齢化と、結婚しない独身者増加の潮流は都会も地方も同じ。

〝自分へのご褒美〟需要と大切な人への贈答需要の2つのマーケットが非常に興味深いです。

われわれコンサルタントも変容していかないと、効果的な助言ができません。

あらためて思いました。



■まちのねむり相談所フジシン