434 小説「ネゴシエーター」

移転前の「マツノ書店」(山口県周南市)で無料でいただいたアメリカ小説「ネゴシエーター」(フレデリック•フォーサイス 訳者篠原慎 角川書店 1989年5月20日発行)を読み始めました。

2歳下の弟のトム•クランシー小説を読むのが好きな私ですが、この小説もまた好みっぽい。謀略ものか。

1989年といえば、昭和64年•平成元年。今から32年前。私は19歳で浪人の末、駒沢大学歴史学部に入り、幕末小説や池波正太郎の作品にはまりかけていたころだった。

よい作品に出逢えた予感。

アメリカ小説はなぜこうも世界視点で書けるのか。なぜ古びないのか。

いきなり、好きなくだりに出逢った。

『情報こそ力であると悟った』
■アメリカ小説「ネゴシエーター」。読み進めるのが楽しい